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那智山(なちさん)は和歌山県那智勝浦町北東部の内陸一帯にそびえる山々の総称。 名称の由来は、難地の義とも、熊野本宮大社や熊野速玉大社よりもノチ(後)に山が開かれたからともいわれるが定かではない。世界遺産・紀伊山地の霊場と参詣道の登録物件が所在する。 == 概要 == 那智山は那智川の源流域を構成し、大雲取山(966m)、烏帽子山(909m)、光ヶ峯(686m)、妙法山(749m)などの山々からなる。全域が吉野熊野国立公園の一部であり、那智滝やその水源林である那智原始林(天然記念物)に見られるような、深い自然の山と森林がのこされている。 現在でも熊野那智大社や、その別宮で滝をご神体とし本殿を持たない飛瀧神社など、往時の信仰をしのばせる遺跡が多く残る。また、周囲の自然などにかつての自然信仰の姿を見ることも出来る。富士山から322km程離れているが頂上などから天気の良い日は富士山が見える。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「那智山 (山)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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